乗鞍岳山頂
山頂からのご来光
富士見岳山頂
野麦峠の菩薩像
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乗鞍岳は、交通機関が発達していて比較的簡単に登れる。
いつもは、他の山の帰りに寄ったり、日帰りで登ったりした経験がある。
今回は、頂上直下の山小屋に泊まって、ご来光を見るのが主な目的である。
ここで泊まるのは初めて。
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久しぶりの3000m峰、しかし今年は天候が不順でなかなか梅雨が明けない。
当初7/18からの山行を予定していたが、急遽日程を延期、ホテルの取り直しをした。
ぐずついた天候が続くが、意を決して出発することとした。
梅雨は上がったようだが、あまりすっきりした天候ではなく雲が多い。
いつも登る岐阜県側は、以前の台風でスカイラインが閉鎖されたまま。
乗鞍高原に車を停めて、長野側から高原バスに乗る。
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畳平から歩き始める。
駒草が群生している。快適な高原歩き。
肩の小屋から頂上へ向かう。
残念ながら頂上は、雲が多く一面真っ白で、あまり展望が良くない。
しかし、久しぶりの3000m峰を堪能する。
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肩の小屋へ戻り、宿泊。
大きな山小屋で、個室になっていて満足だが、残念ながら食事がシャブシャブのカレーで、ご飯も凄く不味い。
物資の輸送が、そんなに難しくない山小屋なのに、最近の山小屋にしては、ちょっとめずらしい。
翌日逢った別の登山者は、畳平に泊まりそこでは飛騨牛が出たと言っていた。
山なので贅沢は言わないが、もう少しまともな食事が欲しかった。
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夜、星空の夜景を写真に撮ろうと粘ったが、ここでも雲が多く満足な写真は取れなかった。
翌日、ご来光を見に行く。
気持ちの良い晴れで、綺麗なご来光を見ることが出来た。満足。
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ご来光を見た後は、畳平まで気持ちの良い高原歩き。
途中、登山者から雷鳥がいたと聞いて、富士見岳を登る。
昨日と打って変わって、青空が広がり展望が良い。
残念ながら雷鳥には遭遇出来なかったが、久しぶりにゆったりした山歩きを堪能する。
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折角の夏休み、一泊だけでは勿体ないので、山を下りて乗鞍高原のホテルでもう一泊する。
ネットで探した所なのでどんなホテルか分からず予約したが、行って見て少々びっくり。
廃業しているのかと思うような、寂れたホテルでオーナーひとりで営業している。
設備もかなり老朽化しているので、選択を誤ったかと思ったが、食事内容にびっくり。
オーナーは、どこかのレストランでシェフをしていたらしく、料理内容は凄く豪華。
十分満足の出来るホテルだった。
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最終日、帰るだけだが少し寄り道をして行くこととする。
以前から行きたいと思っていた、野麦峠へ行くこととした。
山道を走り、野麦峠駐車場に到着。
記念館のようなものがあり、数台の車やバイクが来ていたが、静かな所だ。
駐車場から歩いて少し登ると、飛騨と信州を望む峠に出る。
乗鞍岳も大きくそびえている。大きな菩薩像があった。
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歴史に思いを馳せながら、野麦峠を後に高山へ向かう。
高山では、飛騨の里を散策したあと、帰路に。
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