09.04.11
鈴鹿・国見岳(1165.7m)
09.04.11
鈴鹿・国見岳(1165.7m)
藤内小屋のすぐ上の崩落状況
崩落した岩石がごろごろしている藤内壁付近
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1年ぶりの御在所を登ることとした。去年の大雨で崩れた裏道がどうなっているのか見届けるのが目的である。
友人からは裏道は様変わりしていると聞いている。果たしてどうなっているのか。
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<押し流された小屋、右は建設中の新小屋>
スカイラインからの上り口で工事が続いている。
このため山を削った迂回路ができている。
藤内小屋までも、かなり崩れているがほとんど支障なく通れる。
日向小屋はすでに跡形も無く片付けられていた。
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報道もされていたが、藤内小屋は相当ダメージを受けたようだ。
正面の小屋はかなりずれたようで、大規模な補修がされている。
また右側にあった小屋は基礎部分を残して上部だけ10mくらい別の場所へ移動している。
当時のすごい様子が想像できる。
現在、ボランティアなどの協力で再建工事が進められているようで、前に新しい小屋が建設途中である。
一刻も早い復旧を望む。
<ウサギの耳付近>
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藤内小屋から上の方は、山の様相が一変している。
大雨で相当の土砂、岩石が流されたようで一見すると登山道はどこか分らない。
小屋の裏手に急作りの橋が架かっていたので、迂回路かと思って進んだら国見尾根への道だった。
仕方ないのでそのまま国見尾根を登りきった。
その後、国見岳へでて国見峠へと向かった。ここも相当えぐれていて荒れている。
国見峠から御在所へ登るところで、思いがけずばったりと名古屋のサブ氏と出会った。
→サブ氏のブログ。
中道を登って国見岳へ行って裏道を降りるとの事、しばらく立ち話をして裏道で合流することにしてこちらは御在所岳へ向かう。
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食事のあと、裏道で再びサブ氏と合流。一緒に裏道を下る。
裏道は相当ひどい状況である。
土砂や岩石が相当大規模に流れており、沢がかなり広くなっている。土砂や岩石が堆積した沢は広々として明るいが、道が分りにくく、岩がごろごろしていて歩きにくい。
とても裏道とは思えない。
たくさんの木々も流されたようで、ウサギの耳あたりから藤内小屋が見えるようになっている。
まるで別の山へ来ているようだと言っていた、友人の言葉が実感できる。
これも自然の摂理。また多くの人が歩いて、いずれもっとはっきりした道も出来てくるんだろうと思いながら鈴鹿・御在所を後にした。
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