東海自然歩道の旅の記録(CMC山行記録)

東海自然歩道が作られてから、すでに20年以上もたちます。汗を流して登る山とは、また違った面白味があるように思います。当然、登山の領域を通っている部分もありますが、そのほとんどは歴史の道、素朴な山村田園を歩く道です。
また、歩き始めて気が付いたのですが、2万5千分の1の地図と地形を見比べて道標を見つけ出す、知的なゲームのような側面もあります。
職場の山グループCMC(Climb Mountain Club)の山行の一つとして歩き始めましたが、行く先々で、同じようにこの自然歩道を歩き通している人に多く出会います。
いずれは全線踏破したいと考えていますが・・・・・・・

<<参考とした資料>>
・東海自然歩道日帰りハイキング 1〜3 (山と渓谷社) 武村岳男 ・ふれあいウォーク東海自然歩道東海版 (風媒社) 宇佐美イワオ
・213万歩の旅 (小学館) シェルパ斉藤
・登山ハイキング地図東海自然歩道 (日地出版)
・2万5千地図 (国土地理院) ・国土地理院地形図閲覧サービス(試験公開中)

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歩いた日と天候
歩いた人と歩いた区間
   ・歩道と標識整備の度合
   ・自然歩道としての面白さ
   ・山としての面白さ
ひ と こ と
2001.12.23
(日)晴
  • コース≪01I≫
  • 8名+幼児
  • ≪01H≫→(奈良県)帯解駅−円照寺−弘仁寺−石上神宮−衾田陵−景行天皇陵−穴師−JR巻向→≪03B≫
  • 標識整備☆☆☆
  • 自然歩道☆☆☆
  • 山の度合☆
  • 万葉の時代をたどる道。緩やかなアップダウンはあるものの全線ほとんど舗装されている。
  • でも、結構人気のあるハイキングルートらしく、この日も20人ぐらいの人とすれ違った。
  • 白川溜池の直前、天理教の私道の看板があってちょっとあわてた。結局これ以降仮設の東海自然歩道標識が続いた。
2001.10.28
(日)曇り
  • コース≪01H≫
  • 7名+幼児
  • ≪03J≫→(奈良県)奈良駅−興福寺・猿沢の池−正倉院−東大寺−二月堂・三月堂−春日大社−新薬師寺−崇道天皇陵−円照寺−帯解駅→≪01I≫
  • 標識整備☆☆☆
  • 自然歩道☆☆
  • 山の度合☆
  • 奈良公園をめぐって桜井線沿いに歩くルート。奈良公園は観光客で一杯である。広いので結構疲れる。
  • 奈良公園以降も平地で、ほとんど舗装道路である。
  • 天理まで歩く予定であったが、奈良公園で時間がかかり過ぎて、結局途中の円照寺までで打ち切り帯解駅から帰る事となった。
2001.7.14
(土)晴
  • コース≪01G≫
  • 8名
  • ≪01F≫→(岐阜県)美濃津屋駅−分岐−赤岩神社−養老の滝−日吉神社−白鳥神社−西沢田=大垣→≪00D≫
  • 標識整備☆☆
  • 自然歩道☆☆☆☆
  • 山の度合☆☆☆
  • 取り付きから迷ってしまった。標識も少し不親切ではあるが、どうも山と渓谷社のガイドブックは現状と違っている。風媒社のガイドブックの方が正確である。
  • 梅雨も明けてとても暑い日だった。山としてはたいしたことは無いが、暑さには参った。全身汗でぐっしょり。こんな日には低山に行くべきではなかった。涼しいもっと高い山へ行くべきだった。それに相変わらずヤマビルも元気だった。
2001.5.26
(土)曇
  • コース≪01F≫
  • 5名
  • ≪01E≫→(三重県)西藤原−養鱒場−中電変電所−東林寺−林道出合−川原越−美濃津屋駅→≪01G≫
  • 標識整備☆☆☆
  • 自然歩道☆☆☆
  • 山の度合☆☆☆
  • 三重県藤原町−北勢町はほとんど舗装道路。車もほとんど通らなくてのんびり歩ける道ではあるが、自然歩道とは名ばかりのアスファルトの道はどうにかならないかと思う。
  • 伊勢の国から美濃の国への国境である川原越はなかなか骨のある峠、ヤマビルの歓迎もたっぷり受けた。
2001.4.28
(土)晴
  • コース≪01E≫
  • 11名
  • ≪00C≫→(三重県)福王神社−吊り橋−宇駕渓−石部神社−黄金橋−東藤原−西藤原→≪01F≫
  • 標識整備☆☆☆
  • 自然歩道☆☆☆
  • 山の度合☆
  • 福王神社から宇賀渓までは、なかなか趣きのある山歩き。でも宇賀渓からはほとんど舗装道路、なんとかならないのかと思う。
  • 藤原町で、ちょっと道標が不明な所があったが、藤原町はもともと自然豊かな地域、三岐鉄道の時刻を気にしながらも楽しめるルートではある。
2001.4.22
(日)晴
  • コース≪01D≫
  • 4名
  • ≪01A≫→(愛知県)香嵐渓=段戸湖−宇連−大名倉−松戸橋−福田寺−田口=JR本長篠→●
  • 標識整備☆☆☆☆
  • 自然歩道☆☆☆☆
  • 山の度合☆☆
  • 矢作川水系から豊川水系へ一山越える。尾張の国から三河の国へ国越えをしたことになる。改めて随分遠くまで歩いてきたものだ。
  • 森林軌道跡をめぐる快適な林道。比較的歩きやすい。
  • そうは言ってもここまで来ると山は深い。アプローチも大変である。
2001.4.7
(日)快晴
  • コース≪01C≫
  • 11名
  • ≪01B≫→(岐阜県)JR美濃赤坂−国分寺跡分岐−円興寺−涼雲寺−霞間ヶ渓−弓削寺−樫村バス停=近鉄揖斐駅→●
  • 標識整備☆☆☆☆
  • 自然歩道☆
  • 山の度合☆
  • 国の名勝天然記念物の桜を楽しむコース。数も多いし種類も多い。確かに素晴らしい桜である。
  • また、春日の局のゆかりの地でもあり、歴史を身近に感じられる土地である。この日も多くの人が同じルートを歩いていた。
  • しかし、ほとんどが歩道の無い舗装道路で、そんなに多くはないが車に気をつかいながら歩かなければならないのは残念である。
2001.3.18
(日)朝小雨後快晴
  • コース≪01B≫
  • 4名
  • ≪00D≫→(岐阜県)JR関ヶ原−伊富岐神社−禅幢寺−梅谷−藤の森休憩所−平尾池−国分寺跡−JR美濃赤坂→≪01C≫
  • 標識整備☆☆☆☆
  • 自然歩道☆☆
  • 山の度合☆
  • 歴史のある地域を歩くルート。ほとんど平地であるが、集落と集落を結ぶ道で春の息吹きを感じながら楽しんで歩けるコースである。
  • ただ、ガイドブック(山と渓谷社初版)のルートとは大きく違っていた。標識を探しながら歩けば迷うことはないが注意は必要である。
  • PS.その後、本屋で風媒社の「東海自然歩道」を見つけてきた。この中では正しいルートが掲載されている。イラスト入りで大変わかりやすい。但し東海版のみである。
2001.1.7
(日)曇のち雪
  • コース≪01A≫
  • 5名
  • ≪00I≫→(愛知県)香嵐渓=平勝寺−金蔵連峠−筈ケ岳分岐−寧比曽岳−富士見峠−五六橋−段戸湖=香嵐渓→≪01D≫
  • 標識整備☆☆☆☆
  • 自然歩道☆☆☆☆
  • 山の度合☆☆☆☆
  • 日帰り登山ルートとしても人気のエリア。この日も3〜4パーティーが入山していた。
  • この時期、全線10cm〜30cmの積雪。最低限の冬山の装備は必携。でも、ほとんど危険な所はないので雪山入門には最適。
  • しかし段戸湖に到着してからの足には弱った。行きのタクシーの運転手の話では民家で電話が借りられるからと聞いたので、下山したらタクシーが呼べると安心したが、実際下りてみると住民がいる様子は無し。この時期は閉鎖しているのかも知れない。むろん携帯電話も通じない。
  • 覚悟して伊勢神あたりまで2〜3時間かけるつもりで歩き出した所、愛知県尾張旭市から写真を撮りに来ているという親切な車に遭遇。足助町まで乗せてもらうことができた。感謝、感謝。
2000.11.25
(土)晴
  • コース≪00I≫
  • 6名
  • ≪00G≫→(愛知県)香嵐渓−安実京−有洞−山ガ谷−綾渡−平勝寺=紅嵐渓→≪01A≫
  • 標識整備☆☆☆☆
  • 自然歩道☆☆☆
  • 山の度合☆☆
  • さすがに紅葉と渋滞の名所、行きのバスは予定より45分遅れた。
  • 今回はほとんど舗装道路。でも車の通りもほとんどなく、静かな山村を歩くルート。
  • 香嵐渓はざわついているが、少し離れるとなかなか楽しめる。
  • でも、平勝寺では大阪からの旅行者のツアーがバス9台で来ていたのにはびっくり。平勝寺→香嵐渓を300人以上で歩くんだそうだ。知らなかったが平勝寺はなかなか趣きのあるお寺。紅葉もなかなかのもの。
2000.11.3
(祝)一時小雨のち曇り
  • コース≪00H≫
  • 7名
  • ≪03E≫≪04E≫→(三重県)柘植駅−南北合流点−ゾロ峠−加太不動滝−林道蛇谷線入口−加太駅分岐−バンドウ−一ノ瀬=亀山駅→≪99J>
  • 標識整備☆☆☆☆
  • 自然歩道☆☆☆☆
  • 山の度合☆☆☆
  • ちょっと距離は長かった。
  • 標識の整備は比較的良好。さすがにここまで来ると自然度も抜群。しかしこの時期紅葉には少し早く、天候が悪かったせいもあるがちょっと見るものは少ない。展望もあまり開けている所はない。
  • 今回の終点市ノ瀬は下水の工事中だった。1日に数本しかない帰りのバスにようやく間に合ったが、約50分車の多い1号線で待つ羽目になった。
2000.10.8
(日)曇り後一時小雨
  • コース≪00G≫
  • 5名
  • ≪00F≫→(愛知県)豊田市=鎮平橋−勘八牧場−千鳥寺−山中町−大島−白鷺温泉−足助町=豊田市→≪00I≫
  • 標識整備☆☆☆☆
  • 自然歩道☆☆☆
  • 山の度合☆
  • 標識の整備はよく行き届いている。ほとんどの道は静かな山道で自然歩道の趣を味わえる。但し短い区間であるが、何個所か交通量の多い道路を歩く事になる。
  • この時期このルートは栗やキノコ類が豊富。キノコは良く分からないので敬遠したが栗は歩きながら結構拾ってきた。
  • 5年かけて東海自然歩道を歩き続けているというテントの重装備の静岡の夫婦連れに出会った。
  • 足助町に着いたらちょうど秋祭りがにぎやか。それにしても公共交通機関は不便である。行きは豊田から1日2本のバス。帰りは西中金で50分待ちの電車。
2000.7.2
(日)晴
  • コース≪00F≫
  • 6名
  • ≪00B≫→(愛知県)猿投神社−昭和の森−田茂平−広瀬城跡−鎮平橋−名鉄枝下駅→≪00G≫
  • 標識整備☆
  • 自然歩道☆
  • 山の度合☆
  • 猿投神社〜昭和の森までの道標は最悪、愛知県は東海自然歩道に理解あると思っていたがそうでは無かった。
  • 昭和の森はいい所だが、植樹祭をやるためだけに開発したような感じで、あまり利用されていない様子。もっと活用する努力が必要では。
  • すごく暑い日だった。広瀬の橋の近くで喫茶店に入りかき氷を食べた。旨かった。
2000.4.30
(日)曇
  • コース≪00E≫
  • 2名
  • ≪99E≫→(愛知県)高蔵寺=細野−道樹山−弥勒山−道樹山−定光寺→≪99G≫
  • 標識整備☆☆☆☆
  • 自然歩道☆☆☆☆
  • 山の度合☆☆☆☆
  • 今回は定例のメンバーから外れて、行き逃した所を単独で埋め合わせた行程。(内津峠〜道樹山は1994年に別のメンバーで歩いている)
  • 名古屋近郊で山歩きとしても良く知られた人気のルート。連休ともあって大勢が登っていた。高蔵寺の緑化センターからもハイキングルートが整備されていて、アプローチは便利になっている。
  • 自然度も山度も抜群であるが、階段の連続だけは何とかして欲しい。
2000.4.23
(日)曇
  • コース≪00D≫
  • 6名
  • ≪01G≫→(岐阜県)大垣=西沢田−松尾山−不破関跡−城山−ビジターセンター−笹尾山−関ヶ原→≪01B≫
  • 標識整備☆☆
  • 自然歩道☆☆☆
  • 山の度合☆☆
  • NHK大河ドラマで話題の関ヶ原を歩く。さすがに歴史を感じる良い場所だ。結構訪れる人も多い。
  • しかし、松尾山と城山以外はほとんど舗装道路でちょっとうんざり。どうして岐阜県は車と一緒に歩くルートが多いのだろう。
  • 松尾山には立派なトイレが完備している。
2000.4.2
(日)曇
  • コース≪00C≫
  • 7名
  • ≪00A≫→(三重県)鈴鹿蒼滝口−希望荘−風越峠−朝明口−三重県民の森−尾高観音−根ノ平−八風大石−切畑−福王神社→≪01E≫
  • 標識整備☆☆☆☆
  • 自然歩道☆☆☆☆
  • 山の度合☆☆☆☆
  • 朝明までは、結構アップダウンある道。御在所スカイラインがチョット気になるが、ハイキングとしてもお勧め。
  • 帰路てっきり福王神社までバスが来ているものと思っていたら、3のつく日が縁日でその日しかバスが無い。仕方ないので福王神社から15分ほど歩いて里へ出たらそこが福王口のバス停だった。福王口から阿下喜へ回って近鉄北勢線で帰ろうと思ったら1時間に1本。仕方なくバスを乗り継いで桑名へ出た。最近ローカル線が縮小されていて不便で困る。
2000.2.26
(日)曇
  • コース≪00B≫
  • 6名
  • ≪99G≫→(愛知県)瀬戸市=赤津−雲興時−赤猿峠−猿投山−猿投神社=豊田市→≪00F≫
  • 標識整備☆☆☆☆
  • 自然歩道☆☆☆☆
  • 山の度合☆☆☆☆
  • 名古屋市近郊のハイキングコースとしても人気のエリア
  • この日も猿投神社側から多くのパーティが登っていた。
  • わずか600mあまりの山だが、この時期頂上付近は先週の積雪がガチガチに凍っており、ちょっと危険な状態だった。アイゼンを付けたパーティもかなりいた。
2000.1.16
(日)曇のち雪
  • コース≪00A≫
  • 7名
  • ≪99K>→(三重県)四日市=宮妻口−もみじ谷−湯森谷−湯の山−大石公園−蒼滝−湯の山→≪00C≫
  • 標識整備☆☆
  • 自然歩道☆☆☆
  • 山の度合☆☆☆
  • 25000の地図では非舗装道となっているが、ほとんど舗装されている。
  • でも、ほとんど車も通らない林道、山道でハイキングには良いところ。
  • 湯森谷から直接湯の山のバス停に出てしまうのには参った。もう少し上の方のルートには出来なかったのだろうか。

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