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- 日 程 2015年8月7日(金)〜9日(日)
- メンバー 2名
- 行 程
- 7日(金)自宅7:38=10:32松本=11:30沢渡=上高地12:55−13:30明神13:45−14:25徳沢−15:15横尾(泊)
- 8日(土)6:15−7:35槍見台−9:40稜線分岐−10:00蝶槍10:30−稜線分岐−11:08蝶ヶ岳ヒュッテ−頂上往復(泊)
- 9日(月)6:08−9:10徳沢−10:00明神−11:00上高地−沢渡=(帰路)
色々なヤブ用が重なって、今年の夏の予定は8/7〜9日しか取れない。
どうせなら山の頂上で朝日、夕日、星空を見ながらのんびり泊まりたい。
どこへ登ろうかと考えた末、蝶ガ岳を登ることとした。
<1日目>
前日は別のグループと、別の山へ行っていて遅くなり、朝7:40自宅出発。
しかし、高速の乗り継ぎ口を間違えて降り、通勤ラッシュに捉まって30分のロス。
気を取り直して高速に乗り、順調に松本を目指す。
11:30沢渡に車を止めて、タクシー相乗りで上高地へ。
バスターミナルで昼食の後、歩き出す。相変わらず河童橋周辺は相当の人ごみだ。早々に通過して明神、徳沢、横尾へと向かう。
このところの猛暑日で、この日も相当気温は高い。しかし横尾までの樹林帯歩きは気持ち良い。
夕日の前穂
なんちゃって槍見台
蝶の稜線へ出た
15:15横尾着。何度も通過しているが、泊まるのは風呂棟ができる前だから、相当久しぶりだ。
ベルギーから来たという、5人家族がいた。日本人の子供とふざけあって遊んでいた。
風呂は石鹸が使えないが、十分なお湯で疲れが癒される。綺麗な風呂だ。
寝床は、約1畳の2段ベッドだが新しいシーツもあって、快適だ。
食事は、自宅の食事より豪華だと思えるような内容で、満足だ。
<2日目>
今日は定番ルートの、登り約3時間ほどなので慌てることはないが、ほとんどの人は5時の朝食の後、次々と出発していく。
こちらも吊られて、6:15早々に出発した。
登りはほとんど樹林帯で、展望は利かない。
1時間ほど登ったところに槍見台がある。ここからは槍穂が展望できる。
5人くらいのパーティが休憩していた。聞くと85歳の方をサポートして登っているとのこと。とてもそうは見えない達者な方だ。
さらに登っていくと「なんちゃって槍見台」と言う所があった。ここはすいていたので、ここで暫く休憩。こちらの方が展望が良い。
蝶槍で展望を楽しむ
蝶ヶ岳ヒュッテと山頂
槍・穂の展望
ひたすら登っていくと、9:40森林限界からすぐに稜線へ出る。
時間は十分あるので、ゆっくりと蝶槍へ向かう。天気も良く、やはり槍穂の展望は素晴らしい。
10:00蝶槍では、常念から縦走してきた登山者が次々とやってきた。
常念はすぐ近くに見えているが、歩くと案外遠く感じる。苦労して縦走した日を思い出す。
11:10蝶ヶ岳ヒュッテ。早くも宿泊の手続きをして、コーヒーとパンで昼食タイム。
パノラマカメラで、槍穂の展望を撮っている人がいる。
とりあえず山頂標識前で記念写真。
あとは夕方まで、ヒュッテ前のベンチに陣取り、ほろ酔い気分で槍穂の展望を見て過ごす。
刻々と移り変わる槍穂の展望を、せっせとカメラに収める。
ツアー客20人くらいが到着した。さすがに夏休みの土曜日、今夜は込みそうだ。
蝶ヶ岳ヒュッテの夜
満天の星空
ご来光
夕食の後、夕焼けを撮ろうとカメラを構えるが、残念ながら若干雲が多い。
星景写真を撮ろうと遅くまで粘ったが、この時も少々雲が多かった。
<3日目>
最近は、ズボラしてご来光を満足に見ることはほとんど無かったが、今回はぜひご来光の写真を撮りたいと、朝4時前に表へ出る。今日も快晴。
04:57日の出。盛んにシャッターを切る。これくらい撮れば少しは見られる写真が撮れているだろうか。
朝食も混雑した。このあと下るだけなので急ぐことは無いが、今日も周りにつられて06:10早々に出発する。
頂上からすぐに樹林帯に入るので展望はなくなるが、沢山の高山植物が咲いているのを写真に撮りながらのんびり下る。
徳沢09:10、明神10:00、上高地11:00と経由して沢渡で車を回収。
沢渡の日帰り温泉で汗を流し、ついでに昼食をとる。
のんびりと山を眺めながら過ごした、雲上の夏休みも終わった。まだ早いが、そのまま帰路についた。
出会った主な高山植物
白山一花(ハクサンイチゲ)
一薬草(イチヤクソウ)
岩桔梗(イワギキョウ)
岩弟切草(イワオトギリソウ)
唐松草(カラマツソウ)
衣笠草(キヌガサソウ)
小葉の小米草(コバノコゴメグサ)
黄金菊(コガネギク)
ミヤマアキノキリンソウ
車百合(クルマユリ)
千島風露(チシマフウロ)
当薬竜胆(トウヤクリンドウ)
兎菊(ウサギギク)