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 雨にたたられた加賀・白山(2702.2m)
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  • 山行日   10.9.19(日)〜20(祝)
  • 行程
    • (19日)自宅5:00−名神高速−北陸道−6:30南条SA6:48−7:06福井北IC−8:15市ノ瀬8:50 −(シャトルバス)−別当出会9:15−砂防新道−9:50中飯場−10:35別当覗−11:15陣之助避難小屋11:30−南龍山荘−展望コース−14:10室堂センター(泊)
    • (20日)7:35−8:05御前峰8:20−8:45室堂センター9:15−観光新道−10:15殿ヶ池避難小屋−10:15別当坂分岐−12:05別当出会12:30−市ノ瀬13:55 −14:30白山道の駅15:15−白山スーパー林道−白川村−帰路
  • メンバー  2人
3連休なのに2日しかない

<登山口別当出会>
<室堂センターから頂上を望む>
9月の3連休、山へ行こうと思っていたが、1日目は用事があって2日しかない。2日間で行ける山はないかと考えたところ、加賀の白山が浮かんだ。
果たして当日自宅を出て、1泊2日で行けるのか資料を集めて研究。ナビの所要時間から、行けるのではないか判断、実行に移すこととした。

当日は朝5時出発、北陸道を快調に飛ばし福井北ICを抜けて、8時過ぎ白山温泉一之瀬到着。
すでに駐車場は車で一杯、かなり奥に止める。駐車料金が無料なのはありがたい。
となりに大阪から来た家族づれが、「頂上は寒いですか、ダウンベストが必要ですか」などと聞かれる。
ビジターセンターには熊目撃情報などが貼ってあった。
いよいよ霊峰・白山へ

<室堂センターから頂上を望む>
<夕焼け>
さっそく、シャトルバスで別当出会いへ向かう。
連休でもあり、バスも満員だ。
別当出会いからは快調に登る。登山者は相変わらず多い。
陣之輔非難小屋で昼食、ここも結構人が多い。

当初は陣之輔非難小屋から、直に室堂まで登る予定であったが、時間はまだ早いし天候も良い。
どうせならと、南龍山荘を回って展望コースを行くこととする。
そんな話をしていると、近くの人が「えー展望尾根を行くんですか〜〜、元気ですね」と言う。
高々1時間程度の迂回路なのに、そんなに大したことかと思いながら迂回路を進む。

しばらく下って行くと、南龍山荘が見える。さすがに人は少ない。
周りは笹原である。熊が出そうな雰囲気。こちらまで回るのはよほどの人なのか。
こちらは尾根ルートで、こちらは気分が良い。
しかし沖縄のほうに台風が近づいている影響か、天候は曇り空。
室堂センターで

<白山・御前ヶ峰>
<マツムシソウ>
ちょっと時間が掛かったが、14時過ぎ室堂センターに到着。
宿泊の手続きをしてビールで乾杯。

ビールを購入すると、缶は持って帰れという。
持ってきたゴミは持って帰るのは当然であるが、購入したビール缶まで持って帰れと言う山小屋は初めてである。
ここは公営の山小屋で、宿泊料もそれなりに安い。
まあ仕方ないかと、登山靴で踏み潰してゴミとして持ち帰ることとする。
岡山から来たと言う愉快なグループと、しばし歓談する。

ご来光は残念ながら

<岡山からの愉快なパーティ>
<イワギキョウ>
翌日のご来光に期待して早々に就寝するが、翌日は雨。
4時半に起床、身支度して外へ出るがやっぱり雨、ご来光をあきらめ再度寝る。
食事の後やや小降りになってきたので、アリバイ写真だけは撮っておかなければと、御前ヶ峰まで登ることとする。
御前ヶ峰ではほとんど雨はやんだが、展望はゼロ。写真だけ撮って早々に下山。

帰りは観光新道を下ることとする。
若干雨が降っているので雨具を付けて歩き出すが、すぐに小降りなって雨具なしでも歩けるようになった。

黒ボコ岩のところで、ここでも「えー観光新道を下るんですか」と少々驚かれるしまつ。
ほとんどの人は観光新道を下るものかと思っていたが少々違っていたようだ。
確かに下り一辺倒で、少々膝が笑い出す。

特に別当坂分岐からは、急降下の連続。若干雨も当たってきた。
天候も良くないこともあって、展望はほとんどなく、少々くたびれて別当出会に到着。
白川村を経由して帰路へ

<白川村茅葺集落>
<シナノキンバイ>
ちょうどすぐにバスが来たので、飛び乗り一之瀬へ戻る。
一之瀬では、バス停前の旅館で風呂に入る。至福の時。

帰路は、どうせならと白山スーパー林道を越えて、白川村へ行くこととする。
しかし、スーパー林道の通行料3150円はどう考えても高い。

合掌集落は観光客が一杯であった。
あまり時間もなかったので、駆け足で見て回って、直ちに岐路に着く。