日程 2001年5月3日〜6日
行程メンバー 3名
- 3日 しまなみ海道−今治(泊)
- 4日 今治−石鎚成就社−弥山−天狗岳−石鎚成就社−貞光(泊)
- 5日 貞光−見の越し−剣山−見の越し−祖谷かずら橋−塩江温泉(泊)
- 6日 塩江−徳島−淡路島−(帰路)
弥山1974m頂上 |
<事の発端は> 1週間前の1通のメールが探足会事務局長から。 「こんどの連休どこかへ行こう。百名山の鳥取、大山へ行きたい。」と。 連休は混むから嫌だ。急に遠くまで行くような計画なんてすぐに出来る訳がない。 それになんで百名山なんだ。いまさらピークハンターなんて。と思っていたら、続いてまたメールと電話、「4日も連休あるから、四国の百名山2つを登ってこよう。お前が計画しろ。」ムッムッ、なんていきあたりばったりのやつだ。大山はどうしたんだ
四国なんて土地勘もないし、第一、石鎚山と言うのはどこにあって、どこから登るんだろう。そんなんで計画しろとは無茶な話だ。 |
ガスに浮かぶ最高峰天狗岳1982m |
<5月3日今治へ> とにかく、なんとなく計画が出来上がって朝10時出発。
高速道路公団のホームページから所要時間は大体掴んでいるが、今日はどこまで行けるかわからない。
しまなみ海道はすでに夕刻。今治で四国へ上陸。 今治の外れに、道の駅今治湯ノ原温泉があった。聞くと近くで温泉にも入れるとの事(400円)、ここで車中泊とすることに決定。
風呂上がりのあとはお決まりの野外での宴会。 |
西日本最高峰天狗岳頂上1982m |
<5月4日石鎚山へ> 5時半、道の駅出発。石鎚山目指し走る。
1時間ほどでロープウェイ下谷駅着。ロープウェイは7時40分からだとか。
ロープウェイは50人乗り、けっこう並んでいる。
鳥居を越えていよいよ山道へ。 |
天狗岳から弥山を遠望する |
<頂上をめざして> 子供からお年寄りまで幅広い人たちが登っている。白装束の信者さんも結構いる。 対向者には普通「こんにちは」と声を掛けるが、ここは信仰の山、途中の看板に「お上りさん、お下りさんと声を掛け合いましょう」とあるのが大変気に入った。
石鎚山は結構岩場できつい山であるが、道はしっかりしており誰でも登れる山である。 弥山(ミセン)1974mに石鎚神社頂上社がある。かなり広い頂上であるが人で一杯。
昼食後、荷物をデポして最高峰天狗岳1982mへ向かう。 |
みごとなアケボノツツジ |
<下り..そして、しまった!> 混んできたので早々に下り始める、午後になっても次々と登ってくる。途中の階段が狭くここでも渋滞。10人ずつ10人ずつと声を掛ける。
しまった!1の鎖の下まで来たところ、頂上にカメラを忘れたことに気がつく。
はるばる四国まで来た記念に、石鎚神社に寄付しておくのだと諦めて、またまた走りながら下る。試しの鎖のところでメンバーに追いついた。 |
剣山頂上1955m |
<温泉そして今夜の宿> ロープウェイの乗り場京屋旅館で温泉に入れるとの事。300円払って汗を流す。牛乳風呂のような白い湯である。 明日は剣山。今夜中に近くまで行って置きたい。またまた車中泊だ。どうせ宿泊費がかからないのなら、夕食ぐらい豪勢なものを食べようと話しながら、車を走らせる。
だが松山自動車道がまたまた渋滞。美馬インターを降りたのが夜8時、食べ物屋を探そうにも付近は真っ暗、何にもない。
夕食後、またまたコンビニで食糧を買い込んで宿探し。 お決まりの野外での宴会のあと、今夜はベンチにシュラフで寝ることにする。ちょっと車の音がうるさいが足を伸ばして寝られる。 |
剣山頂上ヒュッテのご主人と |
<5月5日剣山へ> 5時半起床。見ると近くにテントを張って寝ている人がいる。上には上がいるものだ。
6時、剣山見の越しを目指して車を走らせる。この道もかなり狭い。
ここには登山リフトがあるからやっぱりリフトで登ろうと言う軟弱な意見には逆らわず、リフトの運行の9時まで2時間ほど休憩。
リフト降りて、頂上まで尾根道を約40分、石鎚に比べればあっけない。残念ながら曇り空で、展望はあまり良くない。
頂上ヒュッテでおでんにビールを飲みながら、小屋のご主人と雑談。こんにゃくがうまいと言うと手作りこんにゃくの素があると勧められ結局3人分買ってしまった。 |
平家落人の里、祖谷カズラ橋その1 |
<奥祖谷かずら橋へ> リフトを使ったので、今日は十分時間がある。暖かい山菜そばで昼飯を済ませた後、平家落人の里、祖谷(いや)山村のかずら橋を見に行く。
狭い国道439号線(別名ヨサクと言うそうだ)を行く。ここも相当車が入っている。 |
平家落人の里、祖谷カズラ橋その2 |
<塩江温泉へ> 今夜こそまともな食事と、ふかふかの布団に寝たい。見の越しの駐車場で出会った地元の方から紹介された、塩江温泉に向かうこととする。
結構大きな温泉街である。ここにも道の駅があった。思わず泊まろうとする誘惑を振り切って赤池旅館へ。
子供の節句だからと言って、赤飯を出してくれたのには感激。 |
野猿という名前の乗り物 |
<5月6日帰路> 渋滞を恐れて今日も早立ち。前日に作ってもらった弁当をザックに、ほうり込んで5時50分出発。 ほとんど車は走っていない。徳島道、淡路島、山陽道、名神と快調に飛ばす。やはり朝早いとほとんど渋滞はない。
このままでは早く着き過ぎる。衆議の結果、滋賀県の長浜へ寄り道することにする。 |