みどりと水のグルッペ99年秋の例会報告

1999年11月6(土)〜7日(日)、恒例の例会が40名以上のメンバーを集め、盛大に行われました。


慣れない土木作業に四苦八苦


杭と金網で厳重に
いつもの様に、それぞれ途中ゴミ拾いしながら粟谷小屋へ集合。
今回もやはりゴミは少ない。


14時30分作業開始。
今回はミズナラの木の植林。
つるはしスコップを振るって慣れない土木作業。


前々回の例会で植林した木はほとんど鹿にやられていた。
今回は厳重に金網で囲って約30本ほど植え付ける。
10年もすれば立派な木に成長するんだろうか。
そう考えると腰の痛みも苦にならない。


植林作業を終えて記念写真


宴会で悪乗りの探足会
汗をかいたあとは、粟谷小屋名物のコウヤマキ風呂で汗を流す。
さっぱりした。


そして恒例の宴会が始まった。
いつものように自己紹介から始まって、みんなで山の歌の合唱。
遅くまで乗ってのって乗りまくる。
最後は、先日三重テレビで放送されたメンバーが出演した粟谷小屋を取り上げた番組のテープを鑑賞。
抹茶のサービスもあって満足。


宴会終了再び記念写真


巴滝高にて
翌日は雨模様との天気予報で心配していたが、比較的良い天気だった。
7時半小屋を出発。狸峠から巴滝高を目指す。


巴滝高は昭文社の山と高原地図などでは、「七ツ釜滝高」と表示されているが、「巴滝高」が正しい。
「七ツ釜滝高」はもう少し東のピーク。
他にも、「ねじれ滝」を「粟滝」と間違って表記されているなど、いくつかの誤記があるので注意が必要だ。(粟滝はずっと上流にある)


巴滝高への登りは、ほとんど人が踏み入れてなく、ちょっとわかりにくい。
でも、グルッペメンバーが先日テープを貼って道を付けてある。
少しの薮こぎのあとは、しゃくなげの群生を見ながらの趣のあるところで紅葉もまずまず。
2時間足らずで巴滝高。
ここからは粟谷小屋も遠望できる気持ちの良いところ。


狭い御座くらで


気持ちの良いブナ林
少しの休憩ののち狸峠に戻って、今度は御座くらへ。
こちらの方は大台頂上の大蛇くらと同じように、かなりスリルのあるところ。
本沢川の渓谷を挟んで、三津河落山のなだらかな稜線が目の前に見える。
大台の雄大さが実感できる。


再び狸峠に戻って、ブナ林の水場へ。
以前ここはゴミだらけのところだったとか。
グルッペのメンバーがゴミ掃除をして今ではしっとりした雰囲気を持った気持ちの良いところ。


晩秋の大台を思いきり堪能して粟谷小屋をあとにする。
次の例会は、2000年5月頃、どんな例会になるのか楽しみ