2004.11.19


天災にもめげず、いつも元気なグルッペのなかま

みどりと水のグルッペ2004年秋の例会報告

〜〜〜2004年11月6日〜7日大台ケ原・大杉谷・粟谷小屋〜〜〜



大台のオアシス、「たたら亭」
今年は幾度となく台風が上陸し、各地で多くの被害がでました。

おまけに新潟では大きな地震まで起こって大変な年でした。


大蛇くらの絶景
グルッペのフィールドである関西・大台ケ原の三重県側大杉谷近辺も、2004年9月の台風21号で、宮川村や海山町などに大きな被害が出ました。

三重県海山町から粟谷小屋へ通じる林道も、何ヶ所かで寸断されています。

大杉谷の2つの山小屋、粟谷小屋と桃の木小屋も現在閉鎖されたままとなっています。


懇親会での乾杯
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こうしたことから、毎回粟谷小屋で開かれているグルッペの例会も開催が危ぶまれました。

しかし、会員有志の尽力で開催することができました。

お決まりの山の歌
探足会は当日頂上の「たたら亭」で合流。

たたら亭のお母ちゃんの笑顔に迎えられて、昼食をとりながら1時間ほど雑談。

盛り上がるメンバー
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その後、久しぶりに大台の周遊歩道を歩いて、尾鷲辻から大蛇ぐらまで行ってきました。

紅葉シーズンとあってたくさん人が歩いています。

天気は最高でした。

グルッペ会長を囲んで
牛石ヶ原、正木ヶ原、日出ヶ岳とのんびり歩き、粟谷小屋へ向かいます。

多少土砂が流れた跡がありますが、歩く分にはなんら問題ありません。

地元の民謡、尾鷲節を踊る
粟谷小屋では、懐かしいメンバーおよそ30名が集まりました。

今回、奉仕作業はありません。

小屋前で全員そろって記念写真
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夜はお決まりの懇親会。

天災を吹き飛ばさんかのように大きく盛り上がりました。

今回はメンバー以外の宿泊者はいませんので、心置きなく騒げます。

木立の中を日出ヶ岳へ登る
翌日は、小屋前で記念写真のあと自由解散。

堂倉滝まで行くメンバーもありましたが、ほとんどはそのまま日出ヶ岳まで戻ります。

深山しきびの赤い実
前日と同じ道では面白くないので、少々迂回して日出ヶ岳を目指します。

日出ヶ岳山頂で本当にお別れ。

なごりはつきませんが再開を約束して解散。

裕くらで遊ぶ
三重県・海山町側の林道28Kmは100ヶ所以上が崩落、復旧には5年程度かかるようです。

その間、大台・大杉谷へは奈良県側から入ることになりますし、小屋の再開は当分期待できませんので、それなりの装備が必要となります。

日出ヶ岳山頂で記念写真
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でもそのおかげで多分、大台・大杉谷は本来の静かな山に戻るのではないかと期待しています。
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