みどりと水のグルッペ98年秋のつどい

1998年11月7〜8日、恒例の例会が40名近くのメンバーを集め、盛大に行われました。以下その報告です。

次の例会は、1999年5月頃、しゃくなげの咲く頃です。


慣れない下枝払い
ゴミもたったこれだけ、以前と比べると物足りないくらい。
7日土曜日、午後2時に粟谷小屋に集合。

ゴミ拾い、下枝払い、下草刈りに別れて作業開始。

1時間半ほどの作業でたちまち奇麗になってしまった。

以前と比べると確かに奇麗になったと実感する。
作業を終えてコウヤマキの風呂に入って、5時半から早々と宴会。

いつものとおり山談議に大変盛り上がった。

今回の目玉は、メンバーのひとりによるモダンダンスの披露。

メンバーの幅の広さを感じる。

そう言えばメンバーには警察官から銀行員、薬屋さんから雑誌編集長、文房具屋さん、保険屋さん、電話屋さんなどいろいろな職業、異業種のひとがいるものだ。
鎌を振るって下草を刈る
背の高さほど伸びた笹と格闘
モダンダンスに続いて、熊さんの熊踊りに大爆笑。

そのあとはみんなで懐かしい山の歌の合唱(と言うよりは叫びのような、雄叫びのような歌声)が続き、楽しい夜がふけていった。

翌日7時、三津河落山へ出発。西谷橋から登り始める。

大台辻を少し越えた所で、谷あいを行くグループと尾根筋を攻めるグループに分かれることとした。尾根筋グループとして頂上を目指す。
小雨の中、作業は続く
登山道の整備を終えて恒例の宴会が始まった
このルートはグルッペの有志が最近ルートを開拓した所で、メンバーの付けた目印テープがかなり張ってあるが、かなりの薮こぎを強いられた。

約3時間で頂上、メンバー合流して早めの昼食。

この山域は大台にしては静かだが、とても見晴らしがいい。

三津河落山とは、西への吉野川、東への宮川、南への熊野川の三つの川の源流の頂点からきた名前だそうだ。

どおりで見晴らしがいいはずだ。
山ヤには不釣り合いなモダンダンスの披露、メンバーの幅広さ
知る人ぞ知る、グルッペ名物、熊踊りに大いに盛り上がる
このあと、ナゴヤ岳を越えて、再び西谷橋の方へ戻ることとなるが、大阪組はここから西大台の方を回って頂上駐車場へ戻るとか。

大台教会のたたら亭で、鹿肉を食べるとの事で、これに釣られて大阪組といっしょに行動することとした。

三津河落山から北方向に下山。すぐにドライブウェーに出た。

さらに、ドライブウェーを越えて西大台の周遊路に合流する。

ここまで来ると何組か歩いている人に出会う。軽装で散策している人も多い。
即席で懐かしい山の歌も、みんなで歌ってのどが枯れる
宴会の締めで記念写真
しかし、周遊路とはいっても、かなり山は深く、結構静かな山域である。割合と静かで、気持ちのいい所だ。

約40分で大台教会が見えてきた。最後のひと登りでたたら亭。

「お帰り」と言う言葉がすごく気分良い。大阪組の同行者はここの常連だ。

さっそくビールで最後の乾杯。鹿肉がうまい。またたくまにビールのお代わり。

しばし歓談の後、大阪組はここから車で下山。我々はまだこれから粟谷小屋まで戻らなければならない。
久しぶりの秋晴れのもと、みんなで三津河落山へ登る
大台のたたら亭で、大阪のメンバーと最後の乾杯
大阪組に別れを告げて、日出が岳への登り。ビールを飲んだ後では少々きつい。

今日は日曜日だけあって、日出が岳の頂上にはすごく大勢の人がいる。

頂上では、水を飲んで小休止しただけで、すぐに下山開始。立派な階段が延々と作られていて、少々味気ない。

1時間半の標準タイムのところ、飛ばして1時間で粟谷小屋。

小屋では、先発組がちょうどカレーうどんを作っていて、横から割り込みつっつく。すきっ腹にうまさが染み込む。

沸かしておいてくれた、コウヤマキの風呂に入って、1日の山歩きの満足感を満喫する。

来年春の例会が待ち遠しい。

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