グルッペ98年春の例会の記録(98.5.16〜17)


小屋前でゴミの仕分け

午後2時粟谷小屋集合の予定が少し早く着いた。

予定では、今日はゴミ拾いと、登山道の整備。でも、外は本格的に雨。奉仕作業はできないのか。

それを見越してか、宴会を始めているグループがいる。我々も合流。懐かしい顔がたくさんいる。

何杯か空けていると、グルッペ会長さんの冷たいお言葉。「いまから、外でゴミの仕分け、それが済んだら、植林を行います。」

コップを置いて雨具を着て外へ。外には皆が登ってくるまでに拾い集めたゴミが。でも思ったより少ない。

会長さん曰く「2トントラック2台分集めた頃が懐かしい。」今回は軽トラック半分くらいしかない。確かに山は奇麗になった。

ゴミの整理が終わったら植林。コナラの幼木を登山道に50本くらい植えるのだ。

スコップで掘っては植えていく。雨はいよいよ本降りだ。大勢でやればみるみる作業は進む。

予想より早く終わって、粟谷小屋の風呂へ。この風呂はコウヤ槙で出来ている。山小屋にしては贅沢だ。

風呂から上がれば恒例の宴会。外は大雨で、もう明日は山に登れない。およそ50人の大宴会を思い切り楽しむ。

翌日、どうせ雨だと思っていたが起きたら予想外に晴れている。重い頭をたたき起こして、登山の準備。

7時予定通り西谷橋から山頂を目指す。

西谷橋からのルートは、かっての大台のしっとりした雰囲気を今も残している。一般道ではほとんど無くなってしまった苔むす道の雰囲気が好きだ。先日来の雨で苔がまた良い感じ。

この道を50人もの大勢が一時に登るのは初めてだそうだ。いつまで静かなままでいて欲しいと思う。

約2時間半でスカイライン出会い。大阪方面のメンバーはここで別れる。こちらは巴岳をへて日出が岳へ。

しゃくなげの花はほとんど見当たらない。散っているしゃくなげもある。どうも今年は季節が2週間から3週間早く進んでいるように思う。

日出が岳頂上はさすがに人が多い。山頂でのコーヒータイムのあと下山。

しゃくなげ坂しゃくなげ平はさすがにしゃくなげは多いが、ほとんど末期。しゃくなげを楽しむのが今回の目的の一つであったが残念だ。

2時半小屋着。再び風呂に入ってまたまたビールがうまい。秋の例会が待ち遠しい。秋の例会は11月の予定。

 


ゴミはすごく少なかった

コナラの植林

5年もすれば1人前になるか

丹念に植えていく

雨の中せっせと穴を掘る

心配は鹿のえさにならないか

作業を終えて皆ではいパチリ

翌日奇跡的に晴れた

しゃくなげ平で、小屋はもうすぐ
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